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パーソナリティ障害の種類と患者数の割合について

パーソナリティ障害について、最近の日本でも注目度があがってきているように感じます。

今回は、パーソナリティ障害の定義や意味、種類と分類、患者数の割合について書いてみたいと思います。

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パーソナリティ障害とは?定義と患者数割合

パーソナリティ障害とは、英語で「Personality Disorder(PD)」とい、性格がとても偏っている状態のことを意味します。

パーソナリティ障害の種類は10タイプに分かれ、それぞれ性格が極端に偏っているので、人間関係や社会との関係で問題やトラブルが生じることが多く、生きづらさや悩みを抱えています。

アメリカの統計調査では、10人に1人はパーソナリティ障害の患者に該当するといわれていて、かなり人数割合が高い精神疾患のひとつになります。

2016年の日本の人口は約1億2600万人なので、日本国内のパーソナリティ障害の患者数は約126万人という割合になります。

10人に1人、126万人と考えると、パーソナリティ障害は珍しいものではなく、患者数も多いことが実感できると思います。

また、うつ病の患者のうち半分程度は、何らかのパーソナリティ障害に該当するとも言われています。

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日本での調査でも、自傷行為(リストカット)や自殺未遂の人の約60%がパーソナリティ障害だった、という報告もあります。

パーソナリティ障害の10種類と3分類

パーソナリティ障害には10タイプあり、それぞれ3つのグループに分離されています。

A群(オッド・タイプ)のパーソナリティ障害

A群のパーソナリティ障害は、孤立的で打ち解けないタイプです。

人間関係において、相手と信頼関係を築いたり、親しい関係になりにくいグループです。

統合失調症に関連した遺伝的傾向のパーソナリティ障害になります。

・ジゾイドパーソナリティ障害
・失調型パーソナリティ障害
・妄想性パーソナリティ障害

B群(ドラマチック・タイプ)のパーソナリティ障害

B群のパーソナリティ障害は、人間関係を築くことはできるのですが、感情の起伏が激しく、まわりの人を巻き込み、振り回して問題が悪化しやすいタイプです。

ドラマの主人公のように目立つ存在、自分本位で周囲が振り回されやすい特徴から、ドラマチックタイプとも呼ばれることがあります

華やか、格好良い、人の興味を惹き付ける魅力を持っているのですが、親しい関係になればなるほど、気持ちの移り変わりの激しさや、自己中心的な行動に戸惑うことも多くなります。

気分障害にも関連した遺伝的傾向のパーソナリティ障害になります。

・境界性パーソナリティ障害
・自己愛性パーソナリティ障害
・演技性パーソナリティ障害
・反社会性パーソナリティ障害

C群(アンクシャス・タイプ)のパーソナリティ障害

C群のパーソナリティ障害は、不安な気持ちや緊張が強く、一見しただけではパーソナリティ障害とは感じない常識的なタイプです。

神経症と関連した遺伝的傾向のパーソナリティ障害になります。

・回避性パーソナリティ障害
・依存性パーソナリティ障害
・強迫性パーソナリティ障害

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