うつ病や不安障害の原因はADHDかも?【二次障害/合併症】

うつ病や不安障害が実はADHDの二次障害が原因だった、というケースもあります。

そこで今回は、うつ病や不安障害とADHDの二次障害との関連についてポイントをまとめていきたいと思います。

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うつ病の原因はADHDの二次障害かも?

新型うつ、子どものうつ病、というように、近年になってうつ病の捉え方や考え方が変化してきています。

ADHDの子供は、親や先生から叱られたり、同年代の子供との人間関係でのトラブルが多くなりやすく、友達がいなかったり、仲間はずれにされたりする体験が多く、自己肯定感や自尊感情が低い傾向がみられます。

自己肯定感や自尊感情が低いことと、うつ病の発症に関連性があると考えられているのです。

うつ病とADHDの併発割合について

うつ病はADHDの二次障害のなかでも高い割合でみられ、行為障害や反抗挑戦性障害の次に多いとされています。

ADHDの人がうつ病を併発する割合は、子どものADHDで20%〜40%、大人のADHDは25%〜50%というデータがあり、ADHDの人は普通の人よりもうつ病になる確率が高いといえます。

うつ病の主な症状について

うつ病は、大うつ病と双極性障害の2つに大きく分けられます。

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一般的に言われるうつ病は大うつ病のことで、気分がふさぎこむ、やる気が出ない、食欲がない、不眠などの症状が代表的です。

うつ病が重症になってくると自殺の危険度が高くなるので注意が必要です。

うつ病の治療では、寛解と再発を繰り返しやすく、完治には長い時間がかかるとされています。

不安障害とADHDの合併症について

ADHDと不安障害の合併症(二次障害)の割合も少なくないといわれています。

ADHDの不注意や多動性、衝動性などの特性のため、まわりの人からの誤解や偏見、対人関係トラブル、無力感に悩み、ストレスがたまって精神的に不安定になってしまうADHDの人も少なくありません。

その結果、ADHDの二次障害(合併症)として不安障害を併発してしまうのです。

不安障害とADHDの併発割合は?

不安障害は、極度に不安や心配になり、症状として不眠や食欲低下などがみられ、日常生活に支障が出てくる精神疾患のひとつです。

恐怖や不安が強くなり発作を起こしてしまうパニック発作、閉所や高所に恐怖を感じる恐怖症、漠然とした不安を感じる全般的不安障害などがあります。

ADHDと不安障害との併発割合について、ある調査結果では、子供の ADHDでは20%〜30%、大人のADHDでは30%〜50%と高い割合になっています。

◆この記事は、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修の「図解よくわかる大人のADHD(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが編集を行っています。

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