【ADHDの治療薬】コンサータとストラテラの効果と違いについて

ADHDの治療薬の代表的なものとして、コンサータとストラテラがあります。

そこで今回は、ADHDの治療薬「コンサータ」「ストラテラ」の効果と違いについてまとめてみたいと思います。

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ADHDの治療薬|コンサータとストラテラ

ADHDの治療薬として代表的なものは「コンサータ」と「ストラテラ」になります。

コンサータはメチルフェニデート塩酸塩、ストラテラはアトモキセチン塩酸塩です。

コンサータもストラテラも、薬が効いている間は、ADHDの特有症状である不注意、多動性、衝動性が軽減され、社会生活を過ごしやすくなります。

コンサータとストラテラの効果や違いは?

コンサータは脳の中枢神経に作用する「中枢神経刺激薬」の一種となり、ストラテラは中枢神経の刺激作用が少ない「非中枢神経刺激薬」です。

コンサータはドーパミンに働きかける効果があるのに対し、ストラテラは神経伝達物質ノルアドレナリンに作用する点に違いがあります。

また、コンサータは薬を飲んですぐ効果が期待できますが、ストラテラは効果があらわれるまで服用開始から2週間程度と時間がかかるのが一般的です。

薬効の持続時間も違い、コンサータは12時間で1日朝1回、ストラテラは効果の持続時間は短いのですが1日2回服用して夜まで薬の効果が持続されます。

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ただし、コンサータを午後に服用すると、夜寝る時間になっても薬の効果が持続していて眠れなくなってしまう恐れがあります。

副作用は?|コンサータとストラテラ

コンサータはある程度は副作用があるADHDの治療薬です。

主な副作用として、頭痛、腹痛、食欲がなくなる、吐き気、不眠などがみられます。

それに対してストラテラは、副作用が少ないというメリットがあります。

コンサータを飲んでも効果があまりない場合や、副作用がひどいケース、1日1回の服用では時間が足りない場合などで、コンサータ以外の治療薬としてストラテラを使用する場合があります。

コンサータについて

種類・・・中枢神経刺激薬
作用する神経伝達物質・・・ドーパミン
効果があらわれる時期・・・服薬後すぐから1週間以内
効果の持続時間・・・12時間
服薬回数・・・1日1回
薬の副作用・・・中程度
大人への処方・・・18歳未満から服用していた場合は継続服薬可能
処方条件・・・承認を受けた医師だけが処方できる制限薬

ストラテラについて

種類・・・非中枢神経刺激薬
作用する神経伝達物質・・・ノルアドレナリン
効果が現れる時期・・・服薬開始から2週間、効果が安定するためには6〜8週間
効果の持続時間・・・薬の効果が途切れることなく持続する
服薬回数・・・1日2回
薬の副作用・・・弱い
大人への処方・・・2012年8月以降、大人のADHDでも服薬可能
処方条件・・・どの医師でも処方できる一般薬

◆この記事は、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修の「図解よくわかる大人のADHD(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが編集を行っています。

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