【発達障害】LD学習障害と広汎性発達障害の治療について

発達障害であるADHDの人のほとんどは、ADHD以外の障害を併発しているケースが多く、ADHDの治療だけでなく合併症の治療を行うことが必要になります。

そこで今回は、ADHDとの併発が多いLD学習障害と広汎性発達障害の治療方法についてポイントをまとめてみたいと思います。

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LD学習障害の治療法について

ADHDと同じ発達障害のひとつであるLD学習障害について、確立された治療方法はいまのところありません。

LD学習障害もADHDと同じ様に、脳機能の一部の働きに偏りがあることが原因といわれ、本人の努力や意思で症状を改善できるものではありません。

読み書き障害の対対処方法の例

LD学習障害のひとつ「読み書き障害」においては、読む訓練をすることだけでなく、自分で読まなくても内容が理解できるように誰かに読んでもらう、という対処法も効果的な方法です。

また、文字を正確に書くことが困難なLD学習障害では、正しく書くことにこだわるよりも、パソコンを使用するなどの対処法も有効といえます。

LD学習障害の対処法としては、本人が苦手なことや困難なことを克服する、症状を治す、という考え方にとらわれず、やりやすい方法やできるやり方を探す、工夫する、という視点を持つことが大切になります。

広汎性発達障害とADHDの合併症の治療方法について

広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)のケースおいても、LD学習障害と同様に、先天的な脳機能の障害が原因とい考えられています。

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そのため、症状を完治させたり克服する効果がる薬があるわけではありません。

広汎性発達障害の症状を抑えるのではなく、周囲の人が本人の特性を理解し受け入れることが大切です。

また、社会生活に適用していくために、コミュニケーション能力などのソーシャルスキルを身につけていくことも重要です。

薬による対象療養も|広汎性発達障害

広汎性発達障害の人の中には、こだわりが強い、変化が苦手、感覚過敏などの特徴があらわれるケースもあります。

また、パニック状態になりやすい広汎性発達障害の人も多く、頻繁にパニック発作を起こして精神的に不安定になりやすいため、場合によっては薬を用いた対症療法がおこなわれることもあります。

周りの刺激に過剰反応してしまう「感覚過敏」の場合には、リスペリドンなどの感情調整薬、不安感情や恐怖が強い場合にはSSRIなどの抗うつ薬を使うこともあります。

生活リズムが狂ってしまって、夜眠れずに不眠症状がみられるケースでは睡眠薬など催眠鎮静薬が処方される場合もあります。

周りの人に気付かれにくい広汎性発達障害

広汎性発達障害の人は、知的な遅れがなく、逆に頭が良い人も多く、学校の成績が良かったりと、学生の時期には障害の存在に気付かれにくいことも多いようです。

ですが、社会に出る年齢になり、就職して会社で仕事をするようになると、まわりの人とコミュニケーションをとる機会が増えていきます。

そんなときになって初めて困難に陥り、つまづいてしまう広汎性発達障害の人もいます。

職場の人間関係でのトラブルが絶えず、転職してもうまくいかず、自信を喪失してひきこもりに発展していく例もあります。

そのため、広汎性発達障害の存在にできるだけ早く気づき、適切な対処、必要な治療をおこなうことが求められるのです。

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