スポンサーリンク

スポンサーリンク

大人のADHD|約束を忘れる、スケジュール管理おすすめアプリと対処法は?

大人のADHDでの困りごとで多いのは、大事な約束を忘れる、仕事で書類の提出期限を忘れてしまう、といったケースです。

約束や期限などのスケジュールを忘れてしまうADHDの対策として、どのような工夫がよいのでしょうか。またADHDの人のスケジュール管理おすすめアプリは何があるのでしょうか。

約束を忘れるADHD、おすすめのスケジュール管理アプリは?

大人のADHDでは、仕事での大切な約束や打ち合わせの日時を忘れる等、職場の同僚やお客さんからの信頼を失ってしまいかねない失敗をしてしまうリスクが高いです。

普通の人であれば、手帳やカレンダーに予定をメモしておけば大丈夫かもしれませんが、ADHDがある人は手帳やカレンダーに書き込むことを忘れたり、あとで確認することを忘れてしまったりするのです。

そんなADHDの約束を忘れる対策として有効なのは、webカレンダーやアプリの活用です。

webカレンダーは「Googleカレンダー」が一番有名で使い勝手がいいと思われます。

また、スマホやタブレットのスケジュール管理アプリでは「ジョルテ」がAndroid、iPhoneの両ユーザーから人気のようです。

スケジュール管理アプリ「ジョルテ」|Android・iPhone

スケジュール管理アプリ「ジョルテ」はかなり評判が良いです。

Android用アプリ、iPhone用アプリの両方に対応している点も便利ですし、Googleカレンダーとも同期可能な点も使いやすいですね。

予定を通知する機能もついていて、忘れやすいADHDの人のとっても手放せないアプリのひとつになるかと思われます。

さらに嬉しいのは「無料」というところ。スケジュール管理アプリで人気があったり、使いやすいアプリは有料なものが多く、中には1000円以上するアプリもあったりする中で、ジョルテは無料です!

リマインダー機能を活用する|ADHDの対策

webカレンダーの代表とも言えるGoogleカレンダーは、スマホからでもタブレットからでも、もちろんPCからでもネット環境下であればいつでもどこでも書き込めますし、スケジュール管理アプリ「ジョルテ」とも同期可能なのでかなり便利です。

また、Googleカレンダーのリマインダー機能を利用して、約束や予定、期限を事前に通知する機能もついているので、自分1人でなんとかしようとするのではなく、便利な機能を活用して忘れてしまっていた約束やスケジュールを思い出せるように活用するとよいでしょう。

私がおすすめするスケジュール管理アプリは「ジョルテ」一択で、Googleカレンダーと併用するのが一番使いやすいと思います。

Googleカレンダーであれば、自分1人だけではなく、他の人もログインして共有設定も可能なので、かなり幅広い活用方法ができますよ。

時計の針を進めておく|ADHDの対策

ADHDの人は、約束の時間を忘れて遅刻してしまうことも少なくありません。

対策はひとつだけではなく、複数の対策を準備しておいた方がより安心感が増します。

例えば、約束の時間に遅れてしまいがちな場合は、時計の針を少し進めておく、というのもADHDのスケジュール管理として有効な対策のひとつといえます。

「まだ大丈夫」と見通しが甘いADHDの特徴をカバーする効果が期待できますね。

まわりの人に協力して助けてもらうことも大切

また、ADHD本人が自分1人でなんとかしようとするのにも限界があります。

職場の同僚など、まわりの人の声をかけてもらうなど、約束を忘れやすい、時間に遅れやすいことを理解してもらい、周囲の協力を得ることができれば、問題を事前に予防することにつながります。

ADHDの人が社会生活を送る上で、周りの人の協力は欠かせません。もちろん、感謝の気持ちと言葉も忘れないようにしましょう。

◆この記事は、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修の「図解よくわかる大人のADHD(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが編集を行っています。

スポンサーリンク