【ADHDの女性の特徴】恋愛や結婚はできる?できない?

ADHDは男性の方が女性よりも人数割合が多いといわれていますが、女性のADHDの人もいます。

女性のADHDで特に気になるのは、恋愛や結婚はできるのか、というテーマですね。

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生きにくさを感じやすい女性のADHD

日本では、女性のADHDは男性に比べて生きにくさを感じやすいといえます。

古くからの日本の文化的な風土として、掃除、洗濯、料理、裁縫など家事全般は女性の仕事とされてきており、結婚して家庭に入った女性なら誰でもできて当たり前と思われているからです。

女性ならできて当たり前とされている家事ができないADHDの女性は、世間から風当たりが強くなりやすく、自己嫌悪や自己否定感に悩むことも少なくありません。

男性よりも女性のADHDの方がつらい?

日本においての女性のイメージというと、きれい好き、気が利く、きちんとしている、世話好き、細かいことに気がつく、というイメージが多いものです。

ADHDの女性はこうした一般的な女性イメージになじまないため、男性のADHDよりも女性の方が生きにくさを感じやすい状況といえます。

職場でも、コピーをとる等の雑用をテキパキとこなせる女性社員は高評価されますが、雑務が苦手なADHDの女性に対しては厳しい評価になってしまいます。

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家事であっても職場の雑務であっても、男性ができないよりも、女性ができないときの方が、周囲の目が厳しくなりがちです。

女性のADHDは恋愛や結婚できる?できない?

女性のADHDだと恋愛や結婚はできないのでしょうか。

確かに日本における女性イメージにはなじみませんが、ADHDの女性であっても恋愛もできるし、結婚をすることも十分に可能です。

ただ注意したい点は、いわゆる良妻賢母のイメージにとらわれてしまうと、ADHDの女性にとっては大きなストレスになってしまうことです。

時間やルールが守れない、掃除や洗濯、料理など家事ができない、夜更かしして遅刻する、といったADHDの特徴のせいで、女性として、妻として、また母親としての資質が欠けているとみられてしまうこともあります。

がんばりすぎず、ありのままの自分でいることが大切

こうしたこともあって、女性のADHDの場合、自分を良く見せようとがんばりすぎてしまうことがあります。

ですが、不注意や忘れっぽいADHDの特性は自分の意思で改善できるものではなく、初めのうちは隠せていても徐々に相手にもわかってしまうものです。

最初にいいところを見せて「よくできる女性」と思われると、付き合いが深くなるにつれてADHDの特徴が目立つようになり、評価が下がっていく一方です。

ADHDの女性にとっては勇気のいることですが、信頼できる相手に対しては、がんばりすぎず、ありのままの自分をオープンにできることが大切になります。

◆この記事は、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修の「図解よくわかる大人のADHD(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが編集を行っています。

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