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飽きっぽい、単純作業が苦手、事務作業ができない【大人のADHD】

デスクワークなどの事務作業ができない、単純作業が苦手というのもADHDの特性のひとつです。

変化や刺激が少ない状況に耐えることができず、集中力が切れてそわそわしたり、眠くなってしまったり、途中で仕事を投げ出してしまうこともあります。

飽きやすい、単純作業が苦手【大人のADHD】

ADHDがあると、変化や刺激hが少ない単純作業や課題に黙々と取り組むのが困難です。

ADHDの人は、事務仕事でパソコンに向かって淡々と数字を入力するなどの単純作業が苦手です。

集中力が持続できず、まわりのことに気が散ってしまいやすく、仕事や作業を完了することがなかなかできません。

このようにADHDの人は、飽きっぽい、単純作業が苦手という特性があります。

授業に集中できないADHD

例えば、大学の講義など、受け身な態度で先生の講義を聴き続ける、ノートをとる、といった刺激の少ない作業がADHDの人は苦手です。

自分が発言したり、場所を移動したりなどの刺激があれば集中を続けることができるのですが、小学校ならともかく、大学の授業ではなかなかそういった配慮は難しいものです。

「授業を受ける」という基本的な部分でADHDの人はつまづいてしまいやすいのです。

地道な作業や長期的な仕事ができない

ADHDの人は、じっくりと時間をかけて取り組む仕事や作業も苦手です。

短時間でギュッと集中して行う仕事は比較的得意なのですが、長期間かけて冠せさせるプロジェクトや地道な作業が必要な仕事などは、途中で集中力が切れてしまいます。

大学生でいえば、ある程度時間がかかるレポートや論文などの課題が苦手で負担になりやすいでしょう。

集中力が切れて最後までできない

ADHDだと、たびたび集中力が切れてしまうため、仕事を完了するまでに時間がかかります。

時間がかかるだけならともかく、最後まで終わらせられないこともしばしばです。作業中断を繰り返してしまい、仕事や課題をやり遂げることができません。

ADHDがある場合「何が何でも完成させなければ」という気持ちが続かず、あきらめが早いことも特徴的です。

ADHDの人は「忍耐力がない」「仕事がいい加減」「責任感がない」というマイナス評価を受けやすいのです。

デスクワーク、事務作業に向いていない

このようにADHDの人は、事務作業に向いていないといえます。

事務作業は、単純な作業を繰り返すルーティーンなため、ADHDの人にはとても退屈なものです。

刺激も少なく面白いとも感じられないので、ADHDの人は時間がかかったりミスも多くなります。

仕事の精度も下がりやすく、周囲からの評価も低くなりやすいのです。

◆この記事は、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修の「図解よくわかる大人のADHD(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが編集を行っています。

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