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【大人のADHD】鍵をなくす、財布を忘れる、苦手な物の管理対策は?

ADHDの人は、子どもから成長し、成人して大人になっても、物をよく失くしたり、忘れ物が多い傾向がみられます。

家の鍵をどこに置いたかわからなくなって失くしてしまったり、財布を忘れたり、なくしたりと、整理整頓や物の管理が苦手なのも大人のADHDの特徴のひとつです。

そこで今回は、鍵をよくなくす、財布をなくす/忘れる、という特徴が多いADHDの対応や防止方法についてポイントをまとめてみたいと思います。

忘れ物、失くし物の防止方法は?【大人のADHD】

鍵をなくしたり、財布を忘れたりなど、忘れ物や失くし物が多いのは、ADHDの特徴のひとつで、子供だけでなく大人のADHDにもよくみられます。

「整理整頓が苦手で、、、」というのはADHDの人に多い悩みのひとつでもあります。部屋の中がぐちゃぐちゃに散らかって汚くなってしまい、うまく片付けることができない、という声も多いようです。

その対策として、ADHDの人の忘れ物・失くし物の防止方法としては、まず物を置く場所を決めることが大切です。

物を動かしたり使った後、元の位置に戻すことは、整理整頓の基本ですが、ADHDの場合、物を定位置に戻すことを忘れたり、そもそも定位置がなかったりするため、散らかりやすく、物を失くしてしまうトラブルも生じやすくなります。

そのため、それぞれの物の置き場所を決めて定位置に戻すことが、忘れ物・失くし物対策には必要です。

ただ、ADHDの人の場合「どの位置に戻すか」ということ自体を忘れてしまうこともあるため、机の引き出しや扉などに、写真や絵を貼ったり、文字を書いたりして、パッと一目見て置き場所が分かるようにする工夫も有効です。

また、物をあちこちに動かせないように、ハサミなどの小物の場合はワイヤーキーホルダーを活用するのもおすすめの方法です。

物を置く場所、定位置を決めることで、物を失くすことを防ぐことができるようになり、苦手な整理整頓も少しずつできるようになることでしょう。

ADHDの人は、鍵や財布、携帯電話をよくなくしてしまう?

ADHDの人の悩みに、家の鍵をなくす、財布を忘れる、携帯電話をどこに置いたか忘れてしまう、という忘れ物や物をなくすといった内容の悩みが多いようです。

「帰宅時に家のカギを開けた後、カギをどこに置いたか忘れてしまう」「財布や定期入れなどもどこに置いたか分からなくなってしまう」ということが頻繁に起きてしまい、毎朝家の中を探し回って仕事や学校に遅刻してしまうこともあります。

家のカギを失くす、財布や携帯電話をなくす、といった忘れ物・失くし物の悩みの防止方法として、大切なものは常にカバンの中に入れっぱなしにしておくこともひとつの方法です。

カギや財布、定期入れなど、毎日必要な物は、できるだけバッグの中にまとめて入れておくと紛失するリスクそのものをを減らすことができます。

その場合、カバンを複数使い分けることはできるだけ避ける方が望ましいでしょう。カバンから別のカバンに移すときにどこに置いたかわからなくなってしまい、なくしてしまうことになる可能性があるからです。

また、カバンをいくつか使い分ける際には、バッグの中身がバラバラにならずにそのまま別のバッグに移せるようポーチなどにまとめておくのも効果的です。

失くしても困らないようにしておくことも必要

どれだけ忘れ物対策や紛失防止法を活用しても、ADHDの人は少なからず物を失くしてしまったり、忘れ物をしてしまうことがあるものです。

そこで、考え方を変える=発想の転換として、物の紛失や忘れ物を減らそうとするのではなく、「物を失くしても困らないようにしておく」という対処法も考えてみるのもひとつの方法です。

例えば、携帯電話の場合、別の電話からかければ着信音が鳴るようにしておくと失くしても比較的スムーズに見つけることができます。消音状態でバイブレーション機能だけなどマナーモードになっていると探すのに苦労しますしね。

また、家のカギや傘などには、鈴など音が鳴るキーホルダーをつけておくこともひとつの対処法といえます。

とはいっても、それでも物を失くしてしまうのがADHDの特徴でもあるので、紛失のリスクが高いものはできるだけ安いものにしておくと経済的ダメージも少なくてすみます。

財布にもあまり大金を入れず、クレジットカードや免許証なども入れない方がいいかもしれませんね。

まとめ「鍵をなくす、財布を忘れる、物の管理が苦手なADHDの対処法」

ADHDの特徴(症状)の中でも、多動性と衝動性は大人になるにつれ、本人の努力も加わり徐々に軽減してマシになっていくことが多い、といわれています。

しかし、不注意については、本人の努力でどうにかできるものではない要素が強く、大人になってからもADHD特有の不注意に困ったり、悩んだりすることも少なくないようです。

家の鍵をよくなくす、財布をどこかに置き忘れてなくす、といった忘れ物・失くし物は、ADHDの人に多い悩みのひとつです。

子どもの頃は母親やまわりの大人が管理してくれていたけど、大人になると自分である程度対処したりうまく工夫していくことも必要になります。

忘れ物を減らす、物をなくさないようにする、という防止方法に加えて、忘れても失くしても困らないように前もって工夫しておく、と考え方を変えてみるのもいいでしょう。

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