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ADHDは買い物依存症になりやすい?金銭感覚がおかしい?金銭管理が苦手

大人のADHDで気をつけたいことのひとつに「買い物依存症」があります。

ADHDの人は、買い物をする際、後先考えずに衝動買いをしてしまうケースも少なくなく、金銭管理が苦手なことも特徴的です。

大人のADHDは買い物依存症になりやすい?

ADHDの人は、買い物依存症になりやすいといわれています。

例えば、ショッピングの際、ADHDの人は目についたものが欲しくなって衝動的に購入してしまう傾向がみられます。

後になって冷静になってくると、特に必要じゃない物で、買ったことを後悔するという「買い物依存症」の状態になってしまうことも少なくありません。

ADHDの人は金銭管理が苦手なことも多く、また「欲しい」と思う気持ちを上手くコントロールすることができず、衝動買いをしてしまうこともあり、金銭管理が苦手といえます。

買い物依存症にならないために【ADHDの対処法】

ADHDの人が買い物依存症にならないためには、どんな工夫や対策が有効なのでしょうか。

ADHDの場合、自分の感情を上手くコントロールすることができないため、買い物の時に衝動買いをしてしまう傾向があります。

買い物依存症を防止する基本的な対処法としては、買い物の回数を減らすこと、財布に現金をあまり入れないこと、買い物リストを持ち歩くこと、の3つが考えられます。

買い物そのものの回数を減らせば、衝動買いするリスクも同時に減ります。また、財布に入れる現金を少なめにしておけば物理的に購入できない状態になります。

またADHDの人は、クレジットカードもあまり持ち歩かない方がいいといえます。

ADHDはクレジットカードを持たない方がいい?

クレジットカードは、手持ちの現金がなくても買い物ができる便利なものです。

ですが、金銭管理が苦手なADHDの人がクレジットカードを持つと、後先考えずに衝動買いをしてしまい、結果的に編成できなくなり自己破産につながるリスクも考えられます。

また、ADHDの人は財布やカギをどこかに置き忘れたり、よく失くしてしまうので、紛失のリスクも高いといえます。

自分の金銭感覚に自信がない、金銭管理が苦手といったADHDの人は、クレジットカードを持たない、すでにつくってクレジットカードを解約する、というのもひとつの選択肢です。

返済できず借金をかかえてしまってからでは、家族に迷惑や負担をかけてしまうことになってしまうので注意しましょう。

ひとりで買い物に行かないこと【ADHDの買い物依存症】

金銭感覚がおかしくなってしまう傾向があるADHDの人は、買い物はできるだけひとりでは行かず、家族や友人などと一緒に行くようにしましょう。

ADHDの人がひとりだと自制が効かずに衝動買いをしてしまうリスクが高くなりやすいのですが、付き添いが誰かいると相談相手にもなるので無駄な買い物を防ぐことができます。

買い物の付き添いがだ誰も見つからない場合は、見るだけにして、帰宅して家族に相談してから必要であれば後日買いに行く、といった買い物のルールを決めるのも有効な対策といえます。

少し時間をおくことで、自分でも考え直すことができるので、衝動買いを減らす対策にもなります。

まとめ|買い物依存症にならないための対策と対処法

・現金を少なめにする
・クレジットカードは持たない
・買い物はひとりでは行かず、付き添ってもらう
・買い物リストをつくる

◆この記事は、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修の「図解よくわかる大人のADHD(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが編集を行っています。

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