任意団体で銀行口座を開設する方法|ゆうちょ銀行での規約例も

今回は、NPO法人になる前などの任意団体の名義で、銀行口座を開設する方法(ゆうちょ銀行での規約例も)の大切なポイントをまとめてみたいと思います。

これからNPO法人の設立を考えている任意団体の場合や、まだ法人になっていない団体の場合、当然ですが、法人として銀行口座を開設することはできません。

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代表者個人ではなく法人として銀行口座をつくるには、NPO法人や株式会社などの法人を設立して認可を受ける必要があります。

でも、NPO法人の認可を受けるのって数ヶ月単位かかってしまうのが一般的なんですよね。

また、NPO法人の設立申請書類はいろいろと準備したり、書類の種類も多く、ときには内容に不備があって申請書類が返ってきたりすることも。。。泣

ということもあって、NPO法人を設立したいけど面倒で、とか、難しそうだから、など様々な理由で、法人ではなく任意団体として活動している方々も多いと思います。

他にも、有志のサークルや同窓会、学校のPTAなども「任意団体」になりますね。

そうした法人格を持たない「任意団体」でも銀行口座を開設できるの?と疑問に持つ人も少なくないと思いますが。。。

まず結論から言って「任意団体名義でも銀行口座を開設できます!」

そこで今回は、任意団体名義での銀行口座開設の方法やポイントについてまとめてみますね。ゆうちょ銀行で必要になる規約例のサンプルも載せておくので、ぜひ参考にしてみてください。

任意団体名義での口座開設の方法について

法人格をもたない任意団体の場合、銀行口座を開設する際に、いくつか必要となる書類があります。

①代表者の本人確認書類
②印鑑
③団体の名簿
④団体規約

実際に、ゆうちょ銀行にて、任意団体名義で口座開設してきた時の体験談をまじえながら、方法とポイントをまとめていきますね。

規約例や名簿についても、具体例&サンプルを最後の方に載せておきます。

①代表者の本人確認書類

任意団体の名義で銀行口座を開設するとき、代表者の本人確認書類が必要になります。

今回はゆうちょ銀行での手続きで必要になりましたが、他の銀行でも必要になります。

任意団体の場合、まだ法人ではないので、代表者個人の名義で口座を開設することになるからです。

代表者個人名義であっても、口座の名前を「団体名」にできますので安心してください。個人名の口座だとやっぱりちょっとね、使いづらいですから。

代表者の本人確認書類は免許証でOKです。口座開設の手続きの際、忘れないようにしてくださいね。

普通であれば、免許証は財布に入っているので忘れることはまずないと思いますが、念のため。

②印鑑

任意団体であっても、個人であっても、法人であっても、銀行口座をつくるわけですから、「印鑑」ももちろん必要です。

一般的には、口座開設の手続きには代表者本人が窓口に行くことがほとんどだと思いますので、印鑑も持って行ってくださいね。

ダイソーなどの100円ショップで売っている印鑑で問題ありません。シャチハタはNGです。

③団体の名簿

あと、任意団体名義で口座開設の際には、団体名簿も必要です。

団体名簿といっても、簡単な内容で大丈夫でした。

ゆうちょ銀行での口座開設の場合、A4のコピー用紙に団体のメンバーor会員の氏名だけを箇条書きにした簡単な名簿で申請できました。

本当に氏名だけで、住所も電話番号も生年月日も「なし」で大丈夫でした。

代表者本人については、免許証などで本人確認をするので、団体メンバーについてはとりあえず、というくらいなんでしょうかね。笑

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④団体規約

任意団体の銀行口座開設を検討している人が、一番つまづきやすい必要書類は「団体規約」ですね。

規約といわれると、どんな内容がいいのか、何を定めればいいのか、と何やら難しいイメージがして、面倒に感じてしまう人も多いと思います。

そこで今回は、ゆうちょ銀行(つまり郵便局)の窓口に行って、どんな内容の規約であれば審査が通るのか、直接質問してきましたのでシェアしておきますね。

口座開設には団体規約が必要ですが、普段からきちんとした規約を作成していない任意団体も少なくないと思います。

仮に団体規約があったとしても、口座開設の審査基準に満たなければ内容を改訂する必要もあります。

ということで、実際に郵便局の窓口で教えてもらった「団体規約の例」を載せておきますので、サンプルとして活用してください。

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ゆうちょ銀行小学校PTA団体規約

第1条【名称】団体の名称を「ゆうちょ小学校PTA父母会」とする。

第2条【所在地】この団体の所在地を次の所在地におく。
    大阪市中央区□□町1丁目2番3号

第3条【目的】この団体はゆうちょ小学校のPTA活動をすることを目的とする。

第4条【構成員】この団体はゆうちょ小学校に在籍する生徒の父母をもって組織する。

第5条【役員】この団体に次の役員を置く。
    会長1名 副会長1名 会計1名

第6条【役員の任期】役員の任期は2年とする。

第7条【会長】会長は会を代表し運営する。副会長は会長を補佐し、会長が欠員の時は会長の職務を遂行する。

第8条【運営】この団体は、毎年1回PTA総会を開催し、重要事項を審議する。また、議事は出席者の過半数の同意をもって決定する。

第9条【財務】活動に必要な資金については、会計が適正に管理を行い、毎月定期に会長の閲覧を受けるものとする。

第10条【規約改正】この規約は、会員の過半数をもって改正することができる。

第11条【設立年月日】本会の設立年月日は平成30年1月17日とする。

(附則)この規約は平成30年1月17日から適用する。

この規約の記載内容について事実と相違ないことを証明します。
大阪市中央区□□町1丁目2番3号
ゆうちょ小学校PTA父母会
会長 山田太郎 印
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この団体規約例は、郵便局で直接いただいたサンプルをそのままコピペした内容なので、必要箇所だけ訂正すれば間違いなく審査は通るはずです。

それぞれの任意団体さんの実情にあわせて、名称や活動内容などを変更した内容にすればOKです。

一番下の「この規約の記載内容については〜」という部分についてですが、代表者本人の住所と印鑑も忘れないように記入しておいてくださいね。

ゆうちょ銀行だけでなく、楽天銀行でも任意団体で口座開設できる?

ゆうちょ銀行だけではく、楽天銀行でも任意団体の名義で口座開設できるの?と思って調べてみました。

2018年4月現在、残念ながら楽天銀行では任意団体名義では口座開設ができないみたいです。

まとめ|任意団体の口座開設

実際、任意団体名義で銀行口座を開設してみると、最初に抱いた難しそうというイメージとは反対に、とても簡単でスムーズに感じました、

一番手間がかかるのは「団体規約」ですが、規約例を参考にしてもらえれば簡単に作成できると思います。

口座開設するまでは「どんな書類が必要なの?」「どんな手続きをすればいいの?」と右も左もわからない状態でしたが、わからないことは窓口で聞けばちゃんと丁寧に教えてくれるので安心でした。

通帳は口座開設の手続きをしたその日、その場ですぐに発行できました。ただ、キャッシュカードは後日書き留めで郵送されてきます。

口座名も代表者個人ではなく任意団体の名義にできましたし、英語表記、アルファベット表記もOKでした。

あと、インターネット経由で口座管理ができる「ゆうちょダイレクト」の申し込みも口座開設と同じタイミングで済ませておくのがおすすめです。

ゆうちょダイレクトの登録費用や管理手数料は無料ですし、必要書類も特にありません。

郵便局はどこにでもあるのでATM探しに困ることはないとは思いますが、インターネット上で残高確認や管理ができた方が何かと便利ですよね。

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