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臨床心理学のわかりやすい本BEST3!難しいを簡単に

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「臨床心理学」って聞くと、なんだか難しいイメージがありますよね。

たしかに「専門的に勉強しよう」「深く学ぼう」とすると、幅広い分野を専門的に学習することになるので、そうそう簡単にわかるような学問ではないかもしれません。

そこで今回は、「簡単に」「わかりやすい」「理解しやすい」ということをポイントに、臨床心理学のおすすめ本BEST3をピックアップしてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

おすすめ本①「面白いほどよくわかる!臨床心理学」


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「臨床心理学の基本的な内容を知りたい」「簡単に学びたい」といった一般の人向けに書かれた本ですね。

東京大学大学院臨床心理学部の下山晴彦教授が監修している本です。現在も、臨床心理学の分野で精力的に教育活動をされている方の本なので、安心の内容です。

購入者レビューの中にも「読みやすい」「理解しやすい」「わかりやすい」という声も多く、臨床心理学の初心者(初学者)にはピッタリな本だと思います。

この本では、ひとつひとつの項目が、見開き1ページで簡単にまとめらているので、ポイントが理解しやすくなっている点もおすすめですね!

一般的には「臨床心理学って難しい」というイメージですが、この本ではとても簡単にわかりやすく説明してくれていて、専門知識を持っていない人にはうれしい内容になっています。(実際、私もこの本を最初に購入しました)

「臨床心理学の基礎はだいたい分かっているから、もっと専門的な内容を深く学びたい!」という人には少し物足りないところもあるかもしれませんが、最初から難しい内容だと「分からない〜」というストレスがたまって本を読むことを途中で投げ出しまってはもったいないですからね。

この本は「簡単で」「読みやすい」「わかりやすい」と三拍子そろっていて、臨床心理学の入門書として一番と言っていいくらいおすすめです。

「面白いほどよくわかる!臨床心理学」西東社
目次
はじめに
PART1 臨床心理学とは何か
 臨床心理学の基礎知識
 臨床心理学の成り立ち
 臨床心理学の活動
 臨床心理学の基礎理念
PART2 アセスメント
 アセスメントの基礎
 アセスメントの技法
 データの分析技法
PART3 人の発達と心の問題 発達臨床心理学について
 発達臨床心理学の基礎
 各発達段階の特徴
 発達過程で生じる問題
PART4 精神障害と臨床心理学 異常心理学について
 異常心理学の基礎
 精神障害の分類
PART5 問題への介入
 介入のための理論
 個人への介入技法
 集団・社会への介入技法
PART6 コミュニティへの介入
 教育領域でのコミュニティ活動
 地域でのコミュニティ活動
 医療領域でのコミュニティ活動
PART7 臨床心理学の研究活動
 臨床心理学研究の基礎
 臨床心理学研究の技法
PART8 社会と臨床心理学
 社会と臨床心理学
 臨床心理士の資格と仕事

おすすめ本②「よくわかる臨床心理学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)」


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この本も、東京大学大学院臨床心理学部の下山晴彦教授が書かれた本です。

初版が2009年なので、最新の内容とまではいかないですが、幅広い臨床心理学の内容がわかりやすく簡潔にまとめられています。

この本は、B5サイズで、どちらかというと「教科書」的なスタイルですね。

実際、購入レビューの中でも「これから勉強する学生さんの教科書として最適」という声もあるくらいです。ほかにも「大学院入試の受験勉強用に購入した」という人も結構いました。

この本では、ひとつの用語ごとに見開き1ページで解説されているので、それぞれの単元ごとにも理解しやすく、勉強しやすい形になっています。

ただ、この本の欠点をあげるとすると、サイズがB5版なので持ち運びには少し大きい点と、診断基準DSM-5ではなく古いバージョンのDSM-Ⅳをベースに書かれている点ですね。

最新のDSM-5じゃないと意味ない!と考える人は「臨床心理学 (New Liberal Arts Selection)」の方をおすすめします。

とはいっても、DSM-ⅣとDSM-5はまったく内容が違うわけではなく、DSM-Ⅳの中のいくつかの部分が改訂されたのがDSM-5なので、これまでの臨床心理学の歴史的流れも学ぶという観点も含めると、まず最初はこの本で臨床心理学を勉強する方がいいんじゃないかなぁ、と個人的に思います。

社会一般での理解や認知度ってまだまだDSM-Ⅳが中心で、DSM-5の内容が広く知れ渡っているわけではありませんからね。

大学院の入試勉強用の教科書やテキストとして、という声が多いこともあって、「勉強」「学習」「院試」という目的がある人に特におすすめな一冊といえそうです。

「よくわかる臨床心理学」ミネルヴァ書房
目次
臨床心理学とは何か1・構造と歴史
臨床心理学とは何か2・基本理論
問題を理解する(アセスメント)1・目的と方法
問題を理解する(アセスメント)2・データの収集技法
問題を理解する(アセスメント)3・データの分析技法
問題を理解する(アセスメント)4・異常心理学
問題を理解する(アセスメント)5・ライフサイクルと心理的問題
問題を理解する(アセスメント)6・発達過程で生じる障害や問題
問題に介入する1・理論モデル
問題に介入する2・介入技法 1個人
問題に介入する3・介入技法 2集団・社会

問題に介入する4・コミュニティにおける相談活動
臨床心理学研究
社会的専門性
臨床心理士になるために

おすすめ本③「臨床心理学 (New Liberal Arts Selection)」


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この本は、2015年出版で年代的に新しい「臨床心理学」のおすすめ本です。

精神科や心療内科での診断基準の最新バージョンであるDSM-5に対応している点も、この本がおすすめな理由です。

DSM-5の内容に対応している本は、まだまだ数が少ないんですよね。

この本の欠点をあげるとすれば、分厚いことですね。なんと726ページ。笑

購入レビューをみてみると「心理学の教科書やテキストにぴったりで、心理学を勉強したい大学生におすすめな本」「教養課程で読む本として最適」という声もあって、ちゃんと臨床心理学を学びたい人向けの本といえます。

「難しい臨床心理学の内容を、とりあえず簡単にでいいから全体像をつかみたい」という人には、ちょっと量が多すぎるかもしれませんね。

「臨床心理学をサクッと簡単に知りたい!」という人は、「面白いほどよくわかる!臨床心理学」の方がいいと思います。

この本は、臨床心理学の専門書の入門編というイメージですね。臨床心理系大学院を目指す人や、大学院入試、心理士試験など、幅広いシーンでの参考書やテキストとして重宝すると思います。

臨床心理学 (New Liberal Arts Selection)有斐閣
目次
 第1部 臨床心理学の基礎
 第1章 臨床心理学とは何か
 第2章 エビデンスにもとづく臨床心理学
 第3章 パーソナリティ理論
 第4章 臨床の基礎学としての心理学
第2部 臨床心理学の理論と実際
 第5章 臨床心理面接
 第6章 臨床心理学的アセスメント
 第7章 精神分析パラダイム/精神分析療法
 第8章 人間性心理学パラダイム/クライエント中心療法
 第9章 学習理論パラダイム/行動療法
 第10章 認知理論パラダイム/認知療法
 第11章 さまざまなパラダイム
 第12章 臨床心理学の現場
 第13章 臨床心理学研究法
 第14章 心理士の専門性と倫理
第3部 心理的障害の理解と支援
 第15章 心理的障害の見取り図
 第16章 うつの理解と支援
 第17章 躁の理解と支援
 第18章 社交不安症の理解と支援
 第19章 パニック症の理解と支援
 第20章 強迫症の理解と支援
 第21章 心的外傷後ストレス障害の理解と支援
 第22章 統合失調症の理解と支援
 第23章 パーソナリティ障害の理解と支援
 第24章 身体の不調に関連する心理的障害の理解と支援
 第25章 発達に関する障害の理解と支援
 第26章 認知症の理解と支援
 第27章 依存・嗜癖の理解と支援

まとめ

いかがでしたか?

簡単に学べる、分かりやすい、ということを重視するのであれば、①「面白いほどよくわかる!臨床心理学」が一番おすすめです。

専門書の入門編としての参考書やテキスト、教科書として選ぶのであれば、②「よくわかる臨床心理学」や、最新のDSM-5の内容に対応している点を重要視するなら③「臨床心理学(New liberal arts selection)」がおすすめですね。

あなたの臨床心理学の入門書選びの参考にしてみてくださいね。

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