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目次
結婚願望が強い?境界性パーソナリティ障害の恋愛依存の心理とは?
境界性パーソナリティ障害の人は、見捨てられたくない、かまってほしいという感情から、恋愛依存や結婚願望が強い傾向がみられます。
ですが、恋愛や結婚における人間関係でも不安定になりやすく、性依存や離婚などのリスクも隠れていることがあります。
恋愛依存や結婚願望が強い境界性パーソナリティ障害の心理はどのようになっているのでしょうか。
恋愛依存、結婚願望が強い境界性パーソナリティ障害の心理とは
境界性パーソナリティ障害の人は、恋愛相手に依存してしまったり、極度に結婚願望が強い傾向がみられます。
その心理的な要因としては、いつも寂しい、孤独が耐えられない、かまってほしい、という感情の影響が考えられます。
境界性パーソナリティ障害の人は、いつも寂しさや不安を心に感じているので、自分のことを守ってくれたり、心配してかまってくれる相手を強く欲する傾向があります。
そこで自分の思いに応えてくれる恋愛相手に出会うと一気にのめりこんでしまい、相手に依存してしまうのです。
また、誰かに頼りたい、守ってもらいたいという感情から、強い結婚願望としてあらわれることもあります。
強い結婚願望には、自立したい、早く大人になりたい、という願望や期待が関係している場合もあるようです。
ですが、境界性パーソナリティ障害の人の恋愛関係や結婚関係は長続きしないことも多く、人間関係でのトラブルになってしまうことも少なくありません。
人間関係がうまくいっていないことも原因のひとつ
親子関係や友人関係において、良好な人間関係を築けていないことも、境界性パーソナリティ障害の人が恋愛依存や結婚願望が強くなる原因のひとつです。
境界性パーソナリティ障害の人は、情緒不安定ですぐに泣いたり怒って騒いだりしてしまう傾向があります。
友達も最初のうちは同情してくれたりもするのですが、何度も繰り返していると徐々に面倒くさいと感じて離れていってしまいます。
また、自分を愛してくれない、見捨てられた親の代わりとして、恋人や結婚相手にも投影して親の代わりを求めることもあります。
恋愛依存の境界性パーソナリティ障害の心理とは
恋人が欲しい、結婚したい、と境界性パーソナリティ障害の人は結婚願望が強く、恋愛も依存傾向が強くみられますが、感情も衝動的で不安定になりがちです。
寂しい、かまってほしい、孤独、ひとりは嫌、頼りたい、信じたい、守って欲しい、などの感情が強いのですが、境界性パーソナリティ障害の本人は「私は愛情が強い」と勘違いしてしまっている例も多いようです。
相手への依存したい感情を愛情だと思い込んでしまっているのです。
出会い系や援助交際、子どもの虐待リスクも?
情緒不安定な境界性パーソナリティ障害の人は、彼女や彼氏との恋人での人間関係や、夫婦関係においてもトラブルを招いてしまうリスクが隠れています。
【出会い系サイト】
心の寂しさを埋めるために出会い系サイトにはまってしまうことも。ただ、どんな相手かわからないため、性的被害を受けてしまうケースも。
【援助交際】
境界性パーソナリティ障害の高校生や中学生などが、父親の代わりに年上の男性を求める傾向もみられる。
【性依存】
孤独な心理が原因となって一夜限りの相手と肉体関係に陥ることも。ただし、後になってから「なぜこんなことをしてしまったのだろう」と自己嫌悪になりリストカットなど自傷行為をすることも。
【離婚】
境界性パーソナリティ障害の人はいつも心に「見捨てられる不安」を抱えていて、ささいなことがきっかけでその不安が刺激されると、裏切られた!と思い込んでしまう。
【子ども虐待】
できちゃった婚で子どもを出産、若い年齢で母親になったケースなどでは、そもそも自分がかまって欲しいので子どもの世話は無理になり、虐待やネグレクト(育児放棄)になるケースも。
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