【アドラー心理学】ライフスタイルの3要素、性格を変えることができる?

「私はこういう性格だから」「あの人はああいう性格だから」と、性格のせいにしてあきらめてしまっていることって多いですよね!?

アドラー心理学では「人は何歳になっても性格を変えることができる」とされています。

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そこで今回は、自分を変えるのに手遅れはない、というアドラー心理学の考えについて、ポイントをまとめてみたいと思います。

人は何歳になっても性格を変えることができる?

アドラー心理学では「何歳になっても、人間は自分の性格を変えることができる」と考えられています。

この「性格」という日本語には、人によっていろいろな意味をこめて使われることが多く、また「性格は変わらないor変えにくい」というイメージが強いため、アドラー心理学では「ライフスタイル」という言葉で表現しています。

「性格は変えることができる」と言うと、「そんなはずはない!」と疑念を持ってしまう人でも、思考スタイル・感情のスタイル・行動のスタイルなど「スタイルなら自分の努力で変えることができる」と感じると思います、

ハナから「変えられない」と決めつけていると取りつく島もありませんが、「自分で変えることができる」と感じれることで、変えることに取り組めるようになります。

【参考】アドラーのエピソード

アドラーのエピソードで有名なもののひとつです。

アドラーの弟子のひとり、イギリス人のシドニー・マーチン・ロスが、アドラーにこんな質問をしました。

「人は、何歳になったら、性格を変えるのに手遅れになるのですか?」

この質問に対して、アドラーはこう答えたそうです。

「死ぬ1、2日前かな。」

このアドラーの有名なエピソードからも、「人の性格はいつでも、何歳になっても変えることができる」ということがわかりますね。

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ライフスタイル(性格)の3つの要素

アドラー心理学において、ライフスタイルとは「自己と世界の現状および理想についての信念の体系」と説明されています。

なんだか難しい表現ですが、イメージとしては「性格」という理解で大丈夫だと思います。

そのライフスタイル(性格)は、次の3つの要素に分けることができます。

①自己概念
②世界像
③自己理想

①自己概念

自己概念とは、「自分で自分をどういう人間と思っているか」という意味になります。自己イメージですね。

例えば、発明の父といわれるエジソンは、1万回もの実験を繰り返した、と言われていますが、自己概念が「私は失敗しやすい人間だ」「くじけやすい人間だ」だったとしたら、そんなにも何回も実験を繰り返すことができなかったはずです。

逆に「自分はくじけない人間だ」という自己認識を持っていたから、多くの失敗を重ねながら、成功にたどり着けたのでしょう。

「失敗しやすい」と認識している人は、失敗すると「自分らしい」と感じ、成功すると「こんなはずはない」と感じてしまいます。

②世界像

世界像とは、「世間やまわりの人々、世の中のいろいろなことを、〇〇だ、と認識すること」の意味になります。

例えば、「男性は卑怯だ」「女性は裏表がある」「まわりの人は信用できない」「家族はやさしい」「職場の人は冷たい」など、その人それぞれの認識が世界像になります。

③自己理想

自己理想とは、「自己概念、世界像について、こうありたい、こうなって欲しい、と感じていること」を意味します。

例えば、「何事にもくじけずにチャンレジできる自分でありたい」「どんな人とも良好な関係になりたい」など、自分が抱く理想のことですね。

ライフスタイル(性格)を変えるには、自己概念と世界像について、自己理想と照らし合わせて適切な目標を設定することがスタートになります。

まとめ

・アドラー心理学では「何歳でも性格を変えることができる」という考え

・ライフスタイル(性格)を構成する3つの要素
①自己概念(自己イメージ)
②世界像(世界に対する認識)
③自己理想(こうなりたい理想)

・ライフスタイルを変えるには「こうありたい理想の姿」に近づく適切な目標を立てることから始める

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