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目次
情緒不安定でイライラしやすい、境界性パーソナリティ障害の感情
境界性パーソナリティ障害の人は、情緒不安定でイライラしやすいことも特徴のひとつです。
特に理由もないのにイライラしたり、誰かにあたったり、怒り出したり、境界性パーソナリティ障害の人は自分の感情をうまくコントロールすることができません。
情緒不安定な境界性パーソナリティ障害
境界性パーソナリティ障害の患者割合は若い年齢層に比較的多くみられ、成長段階でいうとちょうど思春期の時期とも重なります。
思春期は、自我の確立、性衝動、将来の進路など、子どもから大人へと成長する時期で、感情が不安定になりやすいときです。
境界性パーソナリティ障害は、感情が不安定で気持ちの浮き沈みが激しく、楽しい気持ちになることはほとんどなく、イライラしやすい、怒りっぽい、焦っている、不安、自信がない、投げやりな態度などのネガティブな感情が突然湧き上がってきます。
その感情は何日も続くというよりも、数時間や半日程度で変化する傾向がみられ、自分で落ち着かせようとおもってもコントロールすることができません。
境界性パーソナリティ障害の人がイライラしやすい原因は?
境界性パーソナリティ障害の人が、自分自身で「イライラしている自分」に気づくこともあります。
「どうにかしたい」と自分でも思うのですが、何をどうしたいのか具体的なことがわからず、ときに衝動的に怒りがわき上がってくることもあります。
おだやかにすごしてしたのに、急に不安や焦りなどの感情におそわれ、激しく怒り出したり叫んだり、暴れだしてしまうケースも。
嵐のような感情の波がおさまると、急に反省して相手に謝ったりすることもあります。
境界性パーソナリティ障害の人がイライラしやすいのは、心の奥底にある「見捨てられ不安」も原因のひとつと考えられます。
いつも不安で落ち着かず、ゆっくりとくつろいだり楽しむことができず、自分には居場所がないと感じる境界性パーソナリティ障害の人もいます。
境界性パーソナリティ障害の体験談①
「将来の進路がなかなか決まらない」
家に帰りたくなくて、いつも放課後に学校で自習をしていました。成績は悪いわけではないけど、行きたい大学なんてどこにもないし、勉強を続ける自信もありません。
私はボーダーラインだから一生治らないと思います。もうどうしていいかわかりません。
将来の進路もなかなか決まらず、イライラしてばかり。そんな自分自身が嫌いでいつも腹を立てています。
境界性パーソナリティ障害の体験談②
「いい子でいられなくなった」
高校性までは親の言うことを良く聞くいい子「優等生」でしたが、プッツンとなにかがきれてしまったんです。
誰とでも簡単にセックスするようになり、援助交際も。セックスだけが私の生活の全てです。もしかしたら、親を困らせたいだけかもしれませんが、やめられません。
ときどき、追い詰められたような気持ちになって不安でたまらなくなります。
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